スマホを売りたい!そんなときの注意点やより高く売るためのポイントを紹介
次々と発売されるスマホの新機種。今のスマホで困っているわけではないけれど、ついつい新しいものが欲しくなってしまいますよね。しかし、スマホは高額製品であることも事実。どうにかして少しでも安く入手したいと思うのが当然でしょう。そこで今回は、新しいスマホを購入する際の資金にするために、現行のスマホを高く売る方法や売る時の注意点などをお伝えします!
スマホを売りたいときの注意点
スマホを売るときにまずもって注意したい点としては、「個人情報をスマホに残さない」ことです。スマホは個人情報の宝庫であり、スマホを売るときに万が一にも個人情報がスマホに残っていたら、他人の手に渡ったときに悪用されてしまうかもしれません。スマホにはサービスやアプリなど様々な入り口を経由して大量の個人情報が蓄積されているので、日頃からデータ管理をしっかりと行い、売る際には必ず全て消しましょう。
ネットワーク利用制限の確認 3つの状態があることに注意!
まずはネットワーク利用制限の確認をしよう
スマホにネットワーク利用制限があることをご存知ですか?ネットワーク利用制限とは、通信事業者が一定の条件で通話や通信をできなくする仕組みのことです。売る時点で本体代金が未払いであったり何らかの保証サービスに加入中だったりすると、ネットワーク利用制限がかかっている可能性が高いです。ネットワーク利用制限については通信事業者のHPなどからご自身で確認する方法もありますので、売る前に確認しましょう。
問題なく使える状態:〇(買取可能)
端末の代金が完済していて通信可能な状態です。
将来的に使えなくなる恐れのある状態:△(買取可能)
端末の残債が残っている、問題なく使用できるが将来的に×になる可能性がある状態です。支払済みだが保証サービスなどに加入中、あるいは支払済み情報が未反映の場合も△になります。
ネットワーク利用制限(通信の制限)がかけられている状態:×(買取不可)
端末の残債が支払われず、通信の制限がかけられて通信が使用できない状態です。この場合は買取ができません。
スマホを売る前にやるべきこと:Android編
まずは、売れる状態かどうか確認
先述したネットワーク利用制限を調べ、売れる状態かどうかを確認しましょう。分割の途中で機種代金を完済していないスマホの所有権は、購入者にはありません。
バックアップを取る
スマホを売却する際には完全にデータを消去するので、必ずバックアップを取っておきましょう。スマホのバックアップを自動で取る機能もあるので、売る・売らないに関わらず日頃から設定を行っておくとよいでしょう。
端末からGoogleアカウント情報を削除する
端末からGoogleアカウントを削除します。Googleアカウントは端末に紐づいているため、売却する際にはしっかりと切り離しておく必要があります。
手順としては、
設定⇒アカウント⇒Google⇒アカウント名タップ⇒その他⇒アカウント削除⇒続行
となります。
(※バージョンによって異なります)
端末の初期化を行う
端末の初期化は必須ですが、Androidの場合初期化するだけでは十分と言えません。初期化をしても端末内にデータが残っていることが多いので、初期化をする前にデータの「暗号化」まで徹底的に行わないとデータを盗まれる可能性があります。
暗号化の手順としては、
設定⇒セキュリティ⇒携帯番号の暗号化⇒実行
となります。
※バージョンにより異なります
暗号化が完了したら、データを初期化します。
手順としては、
設定⇒バックアップとリセット⇒工場出荷状態に初期化⇒端末をリセット⇒実行
となります。
※バージョンにより異なります。
スマホを売る前にやるべきこと:iPhone編
売れる状態かどうか確認する
Android同様に、iPhoneもネットワーク利用制限を調べ、売れる状態かどうかを確認しましょう。分割の途中で機種代金を完済していないスマホの所有権は、購入者にはありません。
バックアップを取る
こちらもAndroid同様に、iPhoneを売る際には完全にデータを消去するので、必ずバックアップを取っておきましょう。スマホのバックアップを自動で取る機能もあるので、売る・売らないに関わらず日頃から設定を行っておくとよいでしょう。
「iPhoneを探す」をOFFに
iPhoneには盗難防止機能である「iPhoneを探す」が設定されている場合があるので、忘れずにOFFにしましょう。これがONになっていると買取拒否される場合もあるので注意してください。
アクティベーションロックを解除する
「iPhoneを探す」機能をOFFにすると、アクティベーションロックの設定も自動的に解除されます。設定がONになった状態でもアクティベーションロックを解除する方法は2つあるのでご紹介します。
iPhoneに直接Apple IDとパスワードを入力する方法と、Webから解除する方法です。それぞれの操作手順はiPhoneのHPなどからご確認ください。
端末の初期化を行う
Androidと同様に、 iPhoneでも端末を初期化します。
初期化の手順としては、
設定⇒一般⇒リセット⇒すべてのコンテンツと設定を消去⇒iPhoneを消去
となります。
スマホを高く売るためのコツ
基本的に時間がたてばたつほど金額は落ちていく
スマホは毎年のように新しい機種が登場するので、手持ちの機種は数年も経てば古いモデルになってしまいます。何年も大切に使用するのはよいことですが、発売から時間が経過すればするほど価値は落ちていくものです。買い替え時に古いスマホを売却するのであれば、買取金額と使用期間のバランスを考えて売るタイミングを見極めましょう。
SIMロックを解除しておく
スマホのSIMカードは、通信事業者の縛りがかけられていることが一般的なので、縛りがあると契約している通信事業者以外での通信ができないようになっています。この縛りをSIMロックといいます。
しかし、SIMロックのスマホは、端末代を払い終わっていればロック解除が可能な場合が多いです。SIMロックが解除されているiPhoneは査定額が上がることがあるので、SIMロックの解除が可能かどうか確認してみましょう。
箱やケーブルを取っておく
フリマ市場では、中古品を出品する際に箱がついている方が高く売れます。これはスマホも同様で、買った時の箱やケーブルなどの付属品が付いている方が断然高く売れます。購入時には将来的に売ることも考えて、箱や付属品は取っておきましょう。
綺麗な状態に掃除する
スマホを売るときは、できるだけ綺麗な状態に掃除をしておきましょう。掃除する箇所としては、画面などの表面だけではなくボタン部分やイヤホンジャック、さらにはSIMトレイまで可能な限り綺麗にしましょう。
まとめ
生活必需品でもあるスマホは、それだけ多くの情報があの小さな端末に詰まっているということなので、売る際には細心の注意が必要です。
少しでも高く売るためにできることはたくさんありますが、その前にまずはデータの削除を徹底してやるべきです。端末の初期化や暗号化なども忘れずに、真っ新な状態にしてから売却するようにしましょう。
私たちiPhone修理工房は、iPhoneの初期である3Gの時から営業をしているので、iPhone修理だけではなく、スマホ全般に対する豊富な知識を持っています。売却を考えているお手持ちのiPhoneに不具合がある方や、売却前の各種操作に不明点や不安がある方は一度私たちにご相談ください。
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