ヤバい悪質スマホ修理業者の見極め方!プロが教えます。
スマホの修理業者を選ぶ時、どういった基準でお店を選びますか?
値段、サービス、雰囲気、様々あると思いますが、スマホ修理業者はお店によって技術も値段も信頼性もまちまちです。
中には質の低い修理しか行わない悪質な業者もおり、何度もスマホを修理するはめにもなりかねません。
そんな現状を踏まえ、携帯修理業20年のプロが、避けるべきヤバいお店の見極め方を伝授します!
1、理由なく極端に安い
先進国日本では人件費が多くかかります。そこでコストを減らすことは基本的に不可能なので、スマホ修理業者で異常に安いお店があった場合、安い部品を使用して修理していると言えます。
例えば液晶交換であれば通常1時間の作業時間がかかるので、作業料として3000円は必ず必要です。さらに固定費1000円程度も掛かるものです。
そこに加えて部品代もかかります。
例えばIphone5〜6シリーズですと、液晶の部品代で3000円程度かかります。
(Iphone7〜8だと5000円程度、iphoneXだと10000円以上かかります。)
つまりiphone5ですと、3000円+手間賃、固定費4000円を乗せた7000円程度かかるのが普通です。
そんな中、その金額を下回るとすれば、部品のクオリティを下げて粗悪品を使っているとしか考えられません。
クオリティの低い部品は壊れやすく、何度も修理を行うことにもつながりかねません。
2、過剰に保証期間をアピールしてくる
粗悪品は壊れやすいです。
だからそういう部品を使うお店は、保証期間をつけることで壊れても大丈夫というアピールをしてきます。
さもサービスが良いかのようにして安心感を与えようとしてきますが、過剰に保証期間をアピールしてくる場合、部品が壊れることを前提にしている可能性があります。
3、外の看板やネットで安く見せているけど結局プラスアルファを取られる
悪質なお店の中には、親切を装ってセールストークをしてきますが、なんだかんだでプラスアルファのお金を取ってくるようなお店もあります。
例えば、iphoneのパネルを開けて、いろいろ説明して、オプションの修理を提案してきます。
素人には分からないような専門的な話をあえてすることで、分からないうちに追加料金を請求するのです。蓋を開けてみると、実際は必要ないような修理もされていたりします。
もちろん必要な修理は必要ですから、これを見極めるのは非常に難しいです。
4、すぐにスマホを開けて説明する
上記に関連して、スマホの中を見せられると、どうしてもスマホの内部を見たことがないお客様は騙されやすいです。
ですから、すぐにスマホを開けて修理したほうが良いと提案してくる業者は怪しいです。
5、すぐ直した方がいいと言ってくる
水没修理など今すぐ直した方がいい修理は別として、即日で修理しなくてはいけない修理は意外と少ないものです。
ですから、何が何でもすぐ直した方がいいといってくるお店はお客様ライクではないといえます。注意しましょう。
6、お店の外観、内観が”お店然”としていない
これは個人情報を預けられるかどうかという観点でのお話です。
古すぎる雑居ビルなどに入っているお店は、一概には言えませんがあまりオススメしません。
スマホは個人情報が詰まっていますから、修理に出す際は個人情報保護の観点からも考えなければなりません。
7、作業記録を出してくれるかどうか
普通のお店は修理が完了した際、リペアリポートをしっかり提出してくれます。
何をして、動作チェックをしっかりしたのかなどを具体的に記録している書類で、この報告書類を出してくれないお店はオススメしません。
まとめ
悪徳業者は以前よりは減ってきています。
しかしそれでも、まだまだ安心できないスマホ業者はたくさんいます。
スマホが故障すると焦ってしまう気持ちは分かりますが、悪質な業者に駆け込んで、粗悪な修理をされないよう気を付けていただきたいです。