iPhoneの音割れ原因6選 原因別対処法、修理のための準備も紹介!
iPhoneで動画や音楽を楽しんでいる際に「なんだか音がおかしい」という経験をしたことがあるかもしれません。この記事ではiPhoneが音割れしてしまう原因を紹介します。また、原因別にどう対処すべきなのか、修理に出すべきなのかということについても紹介していきます。
iPhoneが音割れする原因とは?
まずは音割れの原因を特定しましょう。
音割れの原因として代表的なものは次の6つです。
イヤホン・ヘッドホンの接触不良
単純ですが、イヤホンやヘッドホンの端子が本体にしっかりと挿入されていないと音割れの原因になります。
使用しているスマホケースの形状やデザインによっては端子が接続しにくくなるケースもあります。
また、しっかり挿入していても端子部分にゴミがたまってしまうことで接触不良を起こすこともあります。
水没
音割れしはじめる前にお風呂やトイレ、その他水辺にスマホを落としたことはありませんか?
スマホが水没し、本体内部に水が入り込んだことで音割れしている恐れがあります。
水没直後は問題なく使えていても、内部の金属部品の腐食などが進むことで音割れ以外の動作不良にもつながります。
水没させてから特に何も処置を講じていない場合は早めに修理に出すようにしましょう。
アプリ・ソフトウェアの異常
通話しているときは問題ないけれど特定のアプリを使っている時だけ音割れしている、という場合はスマホ本体ではなくアプリの不具合が原因と考えられます。特に音割れといった違和感を覚えることが多いのは音楽再生アプリや動画再生アプリです。
また、アプリの不具合に近いケースとしてiOSの不具合も挙げられます。
通話をしている途中で音割れが生じる場合、ノイズキャンセリング機能がきちんとオンになっているかどうか確認しましょう。オンにすることで音割れを防ぎ、周囲の雑音をクリアにすることができます。
イコライザーの設定
イコライザーとは音の周波数を変えることで音の聞こえ方を変えることができる機能です。
iPhoneではデフォルトの機能として使用できるため、特に音楽をよく聴く人であればカスタマイズすることが多いでしょう。しかし、こちらの設定を有効にすることで音楽との相性が悪く音割れが発生していることも考えられます。
経年劣化
特に上記に当てはまらない場合、イヤホンや内臓スピーカーの故障や経年劣化が原因と考えられます。
この場合は音割れの原因となっている部品を特定し、交換したり修理を行う必要があります。
原因別!iPhoneが音割れした場合の対処法
まずは原因を絞り込み、すぐできる対処法を試す
なぜ音割れがしているのか、原因となる箇所を特定する作業から着手しましょう。
これはApple公式も推奨しています。
”保護シート、フィルム、ケースを使っている場合は、デバイスからすべて取り外します。
スピーカーの開口部がふさがっていたり、汚れていたりしないか確認します。iPhone に限り、レシーバーの開口部がふさがっていたり、汚れていたりしないか確認します。
異物がある場合は、毛先の柔らかい小さいブラシでスピーカーやレシーバーの開口部を掃除します。ブラシは清潔で、乾燥しているものを使います。
「設定」>「サウンド」(または「設定」>「サウンドと触覚」) の順に選択し、「着信音と通知音」のスライダを左右に数回ドラッグします。音が何も聞こえない場合や、「着信音と通知音」のスライダのスピーカーボタンがグレイ表示になっている場合は、スピーカーの修理サービスが必要だと考えられます。
音が聞こえる場合は、iPhone で電話をかけてみて、スピーカーフォンを有効にします。iPad または iPod touch では、FaceTime 通話をかけます。声が聞こえない場合や、音が割れたり雑音が聞こえる場合は、ネットワークや受信状態に問題がある可能性が考えられます。後でかけ直すか、別の場所からかけてみてください。”
iPhone、iPad、iPod touch のスピーカーから音が出ない/音が歪む – Apple サポート (日本)自分で解決できるか試してみる場合
以上のご自身でもできる対処法を試してから、原因別の対処法で解決できないか確認しましょう。
音割れへの対処法:水没
水没させた場合は本体の水分を拭き取り、乾燥させるようにしましょう。
水没したスマホの正しい対処法はこちらの記事で解説しています。
音割れへの対処法:アプリ・ソフトウェアの異常
音割れが発生するアプリを一度削除し、再インストールを行うことで治ることもあります。
また、常に最新版で利用できるよう、アップデートがあれば忘れずに実施するようにしましょう。
音割れへの対処法:ホコリやゴミが原因の接触不良など
原因となる異物を取り除くのが手っ取り早いです。
おすすめなのはエアダスターを活用した掃除です。
エアダスターとは風圧でホコリやゴミを吹き飛ばすスプレーです。
ただし、使い方によっては異物がより本体内部に送り込まれてしまうこともあるため、吹き付ける方向などには気をつけましょう。
音割れへの対処法:イコライザーの設定
イコライザーの設定を変更したことにより音割れが発生している場合、イコライザーを「フラット」という設定にすることで音割れを低減させることが可能です。
iPhoneを修理に出す前にすべきこと
以上の対処法を行ったにも関わらず音割れが改善されない場合、修理に出す必要があります。
iPhone修理には正規修理店と非正規修理店が存在します。Apple Storeやビックカメラ、ヤマダ電機といった一部の家電量販店が正規修理店にあたり、街中で見かけるような修理店の多くが非正規修理店となります、
正規修理店、非正規修理店のどちらに修理を依頼する場合でもデータのバックアップは必ず取るようにしましょう。
これは、正規店で修理を実施する際にはデータのリセットが必須となっており、非正規店も修理の過程でデータが消失してしまうリスクも否定できないためです。
バックアップをとる方法は主に2つです。
iCloudでバックアップをとる方法
日頃からWi-Fiを利用でき、なおかつ自動でバックアップを保存したい方におすすめの方法です。
ただし、データが大容量となりそうな場合はあらかじめストレージを追加購入しておくか、後述のiTunesでバックアップをとる方法も検討しましょう。
①Wi-Fiに接続する
②iPhoneの「設定」を開く
③「ユーザー名」を選択する
④「iCloud」を選択する
⑤「iCloudバックアップ」を選択する
⑦「iCloudバックアップ」をオンにする
⑧「今すぐバックアップを作成」を選択する
iTunesでバックアップを取る方法
スマホに保管されているデータ量が多い場合はこちらの方法が確実です。
①iPhoneをパソコンに接続させる
②iTunesを開く
③iTunes上に、iPhoneのアイコンが表示されたら選択し、「概要」を表示させる
④「今すぐバックアップ」を選択する
iPhoneの修理ならスマホ修理工房へ!
音割れをはじめ、普段お使いのiPhoneに不具合が生じた場合、修理はやはり正規店に依頼すべきなのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
なんといっても正規店は確かな技術力と修理のパーツが純正なので品質が保証できるというメリットがあります。ただし、部分的な部品交換・修理といった対応よりも本体ごとの交換という対応になることが多く、費用が高くついてしまう傾向があります。
非正規店は技術力のばらつきや純正でないパーツを使用されることで製品の質が下がってしまうことが懸念されがちです。しかし、数多くある修理店の中からきちんと技術力が高く、純正パーツと同水準の部品を使用して修理を行っている店を選べば正規店に依頼するよりも安く、必要な修理を受けられると言えます。
iPhone修理工房はiPhoneの初期である3Gモデルの時から修理を承っており、修理のノウハウが豊富に蓄積されている全国展開のチェーン修理店です。
即日修理、純正パーツと遜色のない高品質パーツの利用、修理後の手厚い保証制度などをお安く提供しております。
正規店に持ち込むべきか、あるいは近くの非正規店にお願いしてもよいのかお悩みの方は、一度お近くの店舗までご相談ください。症状を確認させていただいてから最適な修理をご提案します。