ネットの情報に注意!スマホ水没でやってはいけないこと
気を付けていても「やっちまった!」となるスマートフォンの水の事故。うっかり水濡れ、水没事故は日常的に起こってます。
「あるある」事故なだけに、ネットで検索すると、対処法も「なるほど!」と思うものから「マジで?!」というものまでたくさん見つかります。
多くの人が信じてやってしまうことが、実は致命傷になることも。そこで、「ネットの情報に注意!スマホ水没でやってはいけないこと」紹介します。
スマホ水没で絶対にやってはいけないこと
実は、たとえ水没したといえど水で濡れているだけでは故障していないのです!よかった!
スマホの故障は、スマホ内部に侵入した水によってコネクタやチップの端子(金属)がサビたり腐食して、接続不良やショートすることで起こります。水濡れだけではスマホはまだ故障していないんですね。
怖いのは、水濡れでサビたり腐食しやすい状態で電気が通ることです!
つい、焦ってパニックになり「ケータイまだ生きてるかな、大丈夫かな?」と電源を入れてしまうとショートする恐れが。そうすると致命傷になるので、気をつけてくださいね。
「スマホ水没」の応急処置方法では解決できない?!
ネット上では、天日干し、ドライヤーを使う、コメを入れた袋に入れるなどスマホを乾かす方法が多数紹介されていますが、単純に乾かすことが必ずしもスマホの復旧につながるわけではありません。
それはなぜか?
スマホ内部に入った水に含まれる、カルキや塩分などの不純物が乾燥後も内部に残ってしまい、端子に大ダメージを及ぼすからです。
運が良ければ乾燥させることで直ることもありますが、「濡れたまますぐに持ってきてもらう」ほうが安全です。
私たちが水没した携帯を修理する場合は、洗浄液で内部を洗浄し、コネクタなどの接続端子の汚れも取ってクリーニングをかけ、汚れをなくしてから乾燥させます。遠回りなようでこれが復旧への近道です。水濡れでスマホのデータが消失してしまったときのショックは計り知れません!!
スマホ水没の対処法の正解は…
すぐに電源を落として、濡れたままできるだけ早く持ってきてください!その際は、被害を最小限に抑えるために、SIMカードは抜いておくことをお忘れなく!
また、スマホの水濡れの度合よりも、水分に何が含まれているかのほうが重要です。 海水、泥水、ジュース類、洗剤が混ざった洗濯水など「不純物が含まれた水分」に浸かっていると専門業者でも復旧は難しくなります。
気になるスマホ水没の修理費用は
故障しているパーツ、原因によって修理方法が変わりますので、修理費用も大きく変わってきます
特に気をつけたいのは、スマホの基盤部分の故障です。高額な修理費用がかかり、場合によっては6万円ほどかかることもあります。それに対して、先ほどお伝えしたクリーニングと部品の洗浄だけで済む場合は、5000円ほどでスマホは元通りになります。
スマホは、パソコンと同じであくまで精密機器なのだということを忘れてはいけません。あわてて間違った扱いをしてしまっては後の祭り…
高品質な修理、保証もバッチリ、スマホの修理をお考えの方は、是非お気軽にお問合せ下さい。