スマホのバッテリー膨張には注意!放置は絶対NG、対処法も紹介
スマホを使っていて、ふと気づくとバッテリーが膨張している…こんな経験、ありませんか?
この記事では、スマホのバッテリー膨張がなぜ起こるのか、そしてそれを見過ごすリスクについて解説します。さらに、万が一バッテリーが膨張したときの対処法も紹介。あなたの大切なスマホを長く安全に使うための知識を、わかりやすくお伝えします。
これを読めば、スマホのトラブルにも慌てず対処できるようになりますよ。
スマホのバッテリーが膨張した際の対処法
ショップで回収してもらう
スマホのバッテリー膨張に直面した時、携帯会社のショップで回収してもらうという選択肢があります。
様々な携帯会社が古いスマホやガラケーなどの回収サービスを提供しているので、簡単に回収してもらえます。ただし、この方法を選ぶと、そのスマホは今後使用できなくなります。
古い機種のバッテリーが膨張している場合には便利でしょう。ただし、回収前には大切なデータを消去しておく必要があります。データのバックアップは忘れずに行いましょう。
バッテリー交換をしてもらう
スマホのバッテリー膨張は自然には改善されませんので、修理が必要になります。
携帯会社でのバッテリー交換サービスを利用することが可能です。保証プランに加入していれば、修理費用を抑えられる場合が多いです。しかし、携帯会社での修理は通常、データ初期化が伴います。そのため、バックアップやデータ移行が必須です。修理期間は数週間を要することもあります。
また、修理専門店を利用すると、比較的安価で迅速にバッテリー交換が可能です。多くの場合、データはそのまま残り、修理は当日中に完了することがほとんどです。急ぎの方にとっては便利な選択肢となるでしょう。
スマホのバッテリーが膨張した際のNG対処法
接着剤やテープで押さえる
バッテリー膨張によるスマホの画面浮きに対して、接着剤やテープで無理に固定しようとするのは危険です。
バッテリー内部にはガスが溜まっており、それを強く圧迫すると発煙や発火のリスクが生じます。軽く固定する程度なら応急処置としては良いですが、強く押さえつけることは避けましょう。
特にAndroidスマホでは、画面のすぐ下には液晶が剥き出しであるため、接着剤で固定しようとすると液晶を傷つける恐れがあります。
バッテリー膨張による画面浮きがある場合は、無理に固定せず、専門家の対処を求めるべきです。
スマホを冷却する
スマホのバッテリーが膨張した場合、冷却することはおすすめできません。
バッテリーは熱に敏感であり、極端な温度変化はバッテリーの損傷をさらに進める可能性があります。また、急激な冷却は内部の構造に影響を及ぼし、パフォーマンスの低下や安全上の問題を引き起こす恐れがあります。
バッテリー膨張が発生した際は、温度の変化を避け、速やかに専門家に相談することが大切です。
充電を行う
バッテリーが膨張して画面が浮いている状態では、さらに充電を行うのはやめましょう。
このような状態での充電はバッテリーの膨張を促進させ、危険な状況を招く可能性があります。バッテリーが膨張している場合は、充電はもちろん、スマホの使用も極力控え、速やかに修理に出すことが重要です。
安全を第一に考え、専門家に診断と対処を依頼しましょう。
スマホのバッテリーが膨張してしまう原因とは
バッテリーの劣化
スマホのバッテリーはリチウムイオン電池を使用しており、化学反応を利用して電力を蓄え、放出します。
このバッテリーの平均寿命は約500回の充電サイクルで、一般的には1年半から2年で劣化が始まります。劣化すると、バッテリーの持続力が落ちたり、場合によっては物理的に膨張することもあります。これはバッテリー内部で微量のガスが生成され、長期間にわたる使用によってそれが蓄積されるためです。
強い衝撃
スマホのバッテリーが膨張する原因の一つとして、外部からの強い衝撃があります。
落下や強い圧力など、スマホが受ける衝撃は内部のバッテリーにダメージを与える可能性があります。また、水没や過充電もバッテリー膨張の原因になることが知られています。これらの状況はバッテリーの内部構造を損傷させ、機能不全や膨張を引き起こすことがあります。
スマホを扱う際は、衝撃や水濡れ、長時間の充電には特に注意が必要です。
膨張したバッテリーを放置はNG 放置するリスクとは
膨張したバッテリーを放置するリスクについて解説していきます。
画面に不具合
バッテリーが膨張すると、その圧力が液晶画面に影響を及ぼし、様々な問題が発生します。
画面が正常に表示されなかったり、勝手に操作される(ゴーストタッチ)現象が起こることがあります。また、タップしても反応しないといった反応の鈍さも見られます。これは、膨張したバッテリーが液晶画面を圧迫し、それにより液晶の機能に障害を与えるためです。
さらに、バッテリーの劣化によって本体と画面に隙間が生じ、耐衝撃性が低下するため、小さな衝撃でも画面が破損するリスクが高まります。
スマホが起動しなくなる
バッテリーの膨張が進行すると、最終的にはスマホが起動しなくなる可能性があります。
これは、膨張したバッテリーが内部の回路や他の部品に影響を及ぼし、正常な動作が妨げられるためです。特に、バッテリーと直結する電源管理システムがダメージを受けた場合、スマホの起動自体が不可能になることがあります。
そのため、バッテリーの膨張を感じたら、すぐに専門家に相談し、必要な措置を講じることが重要です。
発火や爆発の恐れも
膨張したバッテリーを放置すると、非常に危険な状況になり得ます。
バッテリーが極度に膨張し、内部の圧力が高まると、衝撃が加わった際に発煙や発火の危険性があります。さらに、バッテリー内部で生成されるガスは可燃性が高く、火花やスパークによって引火し、爆発や発火する可能性があります。
これは、スマホ自体のみならず、周囲の安全にも脅威を与えるため、バッテリーの膨張に気づいたら、速やかに適切な処置を行うべきです。
まとめ
今回の記事では、スマホのバッテリー膨張の対処法について解説してきました。
スマホのバッテリー膨張は、見逃せない重要なサインです。適切な対応を怠ると、画面の不具合や起動不能、最悪の場合は発火の危険もあります。
このような状況に直面した時は、スマホ修理工房にお任せください。
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