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iPhoneが水没しても普通に使える?油断は禁物!知らないと危険な内部リスクと正しい対処法

iPhoneを水に落としてしまったのに「普通に使えてるから大丈夫」と思っていませんか?実は、それが大きなトラブルの前兆かもしれません。外見では問題なく動作していても、内部では深刻なダメージが進行していることがあります。

この記事では、iPhoneが水没しても使える理由や、放置した場合のリスク、そして今すぐやるべき対応についてわかりやすく解説します。水没後の油断が命取りになる理由を、中学生でも理解できる言葉で丁寧に説明していきます。

大切なiPhoneとデータを守るために、ぜひ最後までお読みください。

 

iPhoneが水没したのに普通に使えるのはなぜ?

iPhoneが水に落ちたのに動作していると「防水だから大丈夫」と思ってしまいがちです。しかし、その状態にはいくつかの理由が考えられます。

 

防水機能で内部まで水が入らなかった可能性があるから

iPhoneにはIP68などの防水性能が備わっています。これは「一定の水深と時間であれば内部に水が入らない」ことを意味します。

たとえば、iPhone 12以降のモデルでは、水深6メートルで最大30分の防水性能があります。そのため、水没してもすぐに取り出せば、内部まで水が侵入しないケースもあります。

ただし、防水性能は時間とともに劣化することがあるため、完全に信頼するのは危険です。

あくまで防水は「耐水性」であり、永久的なものではない点に注意が必要です。

 

一時的に機能が正常でも内部で腐食が進んでいることがあるから

水が入ったとしても、すぐに異常が出るとは限りません。電子基板や部品が一時的に濡れていても、すぐには故障しないことがあります。

しかし、そのまま放置していると、内部で腐食が進行し、数日~数週間後に突然故障するリスクがあります。

特に海水やジュースなど、水道水以外が原因の場合は腐食のスピードが非常に早くなります。

このため「今動くから大丈夫」という判断は危険です。

 

水分が乾いて一時的にショートを免れているだけの可能性があるから

内部に水分があると、電子回路でショートが発生する可能性があります。しかし、運よく水が電気の流れに影響しなかった場合は、一時的に通常通り動作します。

とはいえ、時間が経って湿気や結露などでショートが発生することもあり得ます。

水分が残っていれば、ちょっとした温度変化で再び影響が出る可能性があります。

これらの理由から、水没後すぐに異常がなくても安心するのは早すぎます。

 

iPhone水没後に普通に使える状態でも放置するとどうなる?

水没後に使えているからといって、そのまま放置すると危険です。徐々に故障が進行し、思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。

 

基板や部品が腐食して突然故障することがある

内部に残った水分が電子部品や配線を腐食させ、動作不良や電源が入らないなどの深刻なトラブルを引き起こすことがあります。

特に腐食は目に見えないうちに進行するため、発見が遅れると修復不可能になることもあります。

修理費用も高額になるケースが多く、早期対応が重要です。

症状が出る前に点検を受けるのが賢明です。

 

画面が映らなくなったりタッチが効かなくなることがある

液晶ディスプレイは水分に弱く、後からシミが出たり、画面が映らなくなることがあります。

また、タッチパネルが反応しなくなると、操作自体ができなくなります。

画面の不具合は使用中に突然起こることがあるため、事前にデータをバックアップしておくことが大切です。

使えている間に適切な処置をしましょう。

 

バッテリーが膨張したり発火のリスクがある

水分がバッテリー内部に影響を与えると、化学反応によって膨張することがあります。

最悪の場合、発煙や発火の危険があるため非常に危険です。

実際に、水没後のiPhoneを充電してバッテリーが膨らんだというケースも少なくありません。

安全のためにも、すぐに専門家に見てもらいましょう。

 

iPhoneが水没しても普通に使える場合に考えられる内部リスク

見た目は問題なくても、iPhone内部にはリスクが潜んでいます。後になってからトラブルが起きることも多いです。

 

目に見えない水分が残っていて基板が劣化するから

iPhoneの内部は複雑で、水分が完全に抜けるまでには時間がかかります。

目に見えない水滴や湿気が基板やチップに残っていると、金属部分が酸化して徐々に劣化します。

これにより、突然の再起動やフリーズなど、さまざまな不具合が発生する可能性があります。

表面的な異常がなくても、内部の腐食は確実に進んでいることが多いのです。

 

Face IDやカメラなど一部機能があとから故障することがある

水分の影響で、カメラが曇ったり、Face IDがうまく作動しなくなるケースがあります。

特にフロントカメラやセンサー類は湿気に弱く、精密な動作が求められるため、故障しやすいです。

これらは日常使用において重要な機能なので、突然使えなくなると困ります。

やはり、点検やバックアップを早めに行うべきです。

 

水による短絡が後日発生するリスクがある

水分が電気の通り道をショートさせる「短絡」は、時間が経ってから起こることもあります。

電源を入れたり充電したときに短絡が発生すると、内部の回路が焼けてしまう危険性もあります。

そうなってからでは手遅れになることもあるため、早めの対応が必要です。

乾燥だけでは完全に水を除去することはできません。

 

iPhone水没後に普通に使えるときにすぐやるべきこと

使えているうちに適切な対処をすることで、被害を最小限に抑えることができます。以下の行動は特に重要です。

 

電源を切って乾燥させる

水分が残っている状態で通電すると、ショートや腐食が進行します。

まずはすぐに電源を切ることが最も重要な対応です。

その後は風通しの良い場所で自然乾燥させます。米びつに入れる、乾燥剤と一緒に密閉するなどの方法も有効です。

ただし、完全乾燥には数日かかる場合があるため、焦らずじっくり乾燥させましょう。

 

Apple正規サービスプロバイダで点検してもらう

内部の状態を正確に知るためには、専門機器での診断が必要です。

Apple Storeやカメラのキタムラなど、正規サービスプロバイダに相談することで、本当に問題ないのか確認できます。

また、保証の対象になるかもその場でチェックできます。

プロの手で安全性を確保しましょう。

 

すぐにiCloudやパソコンにバックアップを取る

水没したiPhoneはいつ動かなくなるか分かりません。

大切な写真や連絡先、アプリのデータを守るためには、すぐにiCloudやiTunesでバックアップを取ることが大切です。

バックアップさえあれば、本体が故障しても新しい端末にデータを復元できます。

「後でやろう」は禁物です。

 

iPhone水没後に普通に使える状態でやってはいけないこと

水没後に動作しているからといって、何も考えずに使い続けるのはとても危険です。以下の行動は絶対に避けてください。

 

そのまま充電する

水分が内部に残っている状態で充電すると、電気がショートして内部回路が焼ける恐れがあります。

特にLightning端子やバッテリー周辺に水が残っている場合は、非常に危険です。

ショートによる発熱や発火のリスクもあるため、完全に乾くまで充電は避けましょう。

安全第一で行動することが大切です。

 

ドライヤーで無理に乾かす

ドライヤーの熱で乾かそうとする人もいますが、これは逆効果になることがあります。

熱が加わることで内部部品が変形したり、余計に水が奥に入り込むリスクがあります。

また、急激な加熱によってバッテリーが膨張する可能性もあります。

自然乾燥やシリカゲルなどの吸湿剤を使った方法を選びましょう。

 

継続して使用し続ける

「普通に使えてるから」といって、SNSやゲームを続けていると大変なことになります。

使用中に突然フリーズしたり、電源が切れて復旧しなくなるケースも多いです。

水没直後のiPhoneは、非常に不安定な状態です。

使える状態でも、必要最低限の操作にとどめ、すぐに対処しましょう。

 

iPhone水没後に普通に使える場合でも修理・点検すべき理由

「異常がないから大丈夫」と判断してしまうのは危険です。プロによる点検や修理を受けることで、多くのリスクを回避できます。

 

内部で故障が進行しているか専門機器で確認できるから

外からは見えない水滴や腐食は、肉眼では判断できません。

Appleの正規サービスプロバイダでは、専用の診断機器で内部の異常を正確にチェックできます。

トラブルの予兆を早期に見つけて対策できるため、非常に安心です。

後悔する前に点検を受けましょう。

 

早期対応でデータの損失を防げるから

iPhoneが完全に壊れてしまってからでは、データの取り出しが難しくなることもあります。

早めに修理や部品交換を行うことで、端末の寿命を延ばし、大切なデータを守ることができます。

特に仕事や連絡先、思い出の写真など、失いたくない情報がある人は注意が必要です

修理前にバックアップをとっておくのも忘れずに。

 

AppleCare+の保証対象か確認してもらえるから

AppleCare+に加入している場合、水没による故障も保証の対象となることがあります。

点検時に保証の適用可否を確認してもらえるため、安心して修理に出せます。

保証期間内であれば、通常よりも安く修理を受けられるケースもあります。

早めに相談することで、対応の幅が広がります。

 

iPhone水没後に普通に使えるけどAppleの保証やサポートは受けられる?

水没したiPhoneでも、Appleのサポートを受けられる可能性はあります。ただし条件や注意点があります。

 

AppleCare+に加入していれば水没も保証対象になる

AppleCare+に加入している場合、水濡れや落下などの「過失による損傷」も保証の対象になります。

ただし、自己負担額が発生します(例:12,900円など)。

それでも、本体交換や修理費用が全額自己負担よりは大きなメリットがあります。

加入しているかどうかを確認しておきましょう。

 

Appleでは水没判定があると有償修理になる可能性がある

Appleの端末には、内部に「液体浸入インジケータ(LCI)」が搭載されています。

これが赤く変色していると、水没したと判定され、有償修理となる場合があります。

動作に問題がなくても、インジケータが変色していれば保証外になることもあります。

そのため、水没後はすぐに状況を説明し、診断を受けることが大切です。

 

正規修理店で診断を受けることで対応が変わる

非正規修理店では、Appleの保証対象外になります。

一方、Apple正規サービスプロバイダで診断や修理を受けることで、保証やサポートを継続して受けられる可能性があります。

修理の履歴が正規ルートに残ることで、将来的な下取りや交換にも有利になります。

信頼できる修理店を選びましょう。

 

iPhone水没後に普通に使える場合でもやっておきたいデータのバックアップ

iPhoneが使えるうちに、確実にデータを保護することが重要です。バックアップは最優先で行いましょう。

 

突然の故障に備えてデータを守る

水没後のiPhoneは、いつ故障してもおかしくない状態です。

「今は動く」ではなく、「いつ止まるかわからない」という意識を持ちましょう。

特に写真やLINEの履歴、アプリの情報など、消えてしまうと困るデータはすぐにバックアップすべきです。

使えるうちに備えることが、最善のリスク回避です。

 

iCloudやiTunesで簡単にバックアップできる

iCloudを使えば、Wi-Fi接続で自動的にバックアップできます。

また、パソコンを持っている場合はiTunes(またはFinder)を使って、ローカルにバックアップを保存することもできます。

これらの方法を組み合わせることで、万が一のときも安心です。

無料でできるので、ぜひ実行しましょう。

 

修理時に初期化される可能性がある

Appleや修理店での点検・修理時には、端末が初期化されることがあります。

初期化=データがすべて消えることになるため、事前のバックアップが必須です。

修理後にデータを復元できるよう、バックアップの準備をしてから持ち込むようにしましょう。

何よりも、データの保護は自己責任です。

 

iPhone水没後に普通に使えるけど不安なときの相談先や修理方法

水没後の対応に迷ったら、まずは専門の窓口に相談することが重要です。

 

Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込む

Apple Storeのジーニアスバーや、正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラ、ビックカメラなど)で対応が可能です。

プロの技術者が内部の状態を診断してくれるため、安心して任せられます。

予約が必要なこともあるため、事前に確認しておくとスムーズです。

早めの行動がトラブル回避につながります。

 

カメラのキタムラやビックカメラ内の正規店でも対応可能

近くにApple Storeがない場合でも、正規サービスプロバイダは全国各地にあります。

カメラのキタムラやビックカメラには、Appleの認定を受けた店舗があり、Appleと同様の修理・点検サービスが受けられます。

保証の適用や純正部品による修理も可能なので安心です。

お住まいの地域に応じて、最寄りの店舗を確認しましょう。

 

非正規修理店は安価だが保証対象外になるリスクがある

非正規修理店では、価格が安くスピード修理が魅力ですが、Appleの保証対象外になるリスクがあります。

非純正部品の使用や分解履歴が残ることで、今後のサポートが受けられなくなることも。

一時的な安さに惹かれても、後々のトラブルを招く恐れがあるため慎重に選ぶ必要があります。

なるべく正規ルートを利用することが無難です。

 

まとめ:iPhone水没後に普通に使える状態でも油断せずリスクに備えよう

iPhoneが水没しても使えていると、つい安心してしまいがちですが、その油断が故障やデータ消失につながる危険性があります。

 

見た目が正常でも内部リスクは高い

外見では異常がなくても、内部には水分や腐食が残っている可能性があります。

時間が経つほどリスクは高まり、最悪の場合取り返しがつかなくなります。

正常に動作しているうちに、リスクに備えることが重要です。

「動いてる=安全」ではないという認識が必要です。

 

早めの点検とバックアップがトラブルを防ぐ

専門店での点検と、iCloudやiTunesでのバックアップをセットで行いましょう。

これによって、万が一の故障やデータ消失にも冷静に対応できます。

早めの行動が、大切なデータと端末を守る最大のポイントです。

不安を感じたらすぐに行動を起こしましょう。

Appleのサポート条件を理解しておくことが大切

AppleCare+の保証範囲や、有償修理の条件を理解しておくことで、いざというときの判断がスムーズになります。

また、どの修理店を利用するかも重要な選択です。

事前に情報を整理しておくことで、水没後も安心してiPhoneを使い続けることができます。

水没時こそ、落ち着いた正しい行動が求められます。

 

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