スマホのコロナ対策、大丈夫⁉︎
世間を騒がせているCOVID−19、いわゆるコロナウイルスですが
かかったが最後、世間からは指を差され、会社からの評価は落とされ、
何より家族の誰かに移ったそれが重篤化すれば
最悪、死目にも会えない…といった悲しい事態を巻き起こしています。
そんなウイルスに出来ればかかりたくないと
普段から極力人と会うのを避け、手洗いうがい、除菌等を
徹底している方は多いと思います。
一方、身近なところに感染のリスクがあります。
それがスマホです。
スマホによる感染リスク
そもそもコロナウイルスはプラスチック表面では72時間、
ガラス表面では9日間も生きたという報告が上がっています。
また、人間の分泌する顔や手指の油…つまり皮脂は
ウイルスを付着させる絶好の条件になります。
いくら電車やエレベーターの中で吊り革やボタンに
触らないよう気を使っていたところでどうでしょう。
電話をする際に画面へくっつけた顔や耳からの油や
操作時に触った指からの油で空気中のウイルスが
どんどん付着している恐れがいくらでもあるのです。
そうこうして目鼻をこすってしまったり
お手洗いなどでうっかり触れたりすればたちまち
感染のリスクが跳ね上がるというわけです。
こうなればいくら手を洗っても
スマホ自体を洗わなければ意味がありません。
スマホを清潔に保つには
アルコール系はNG!!
アルコールティッシュなどで拭けば簡単と思うかも知れません。
しかしプラスチックの多くはアルコールが触れることで
膨張してしまい、ヒビ割れや塗装が剥がれる原因になるのです。
一方、ガラス製品はアルコールに強いので
アルコールティッシュで拭いても問題はありません。
しかし、アルコールティッシュのアルコール濃度は
30〜40%と言われており、その程度の濃度では
そもそも脱脂…皮脂を拭いきれません。
よってアルコール系はスマホの掃除にNGです。
水洗いもNG!!
じゃあいっそ水を浸したティッシュとかで
拭いてしまえ!
そう早まるのもいけません。
スマホには細かいスキマが沢山空いています。
一度水がそこに入っていけば、中の金属製の部品が錆びついたり、
機械の故障に繋がったりすることがいくらでも起こり得ます。
よって水洗いもスマホの掃除にNGです。
一番良いのは乾拭き!
かといってただ乾拭きすれば良いものではありません。
下手にティッシュで画面やスマホ表面を拭えば
細かいキズが沢山でき、余計ウイルスのくっつくスキマを
量産するようなものです。
乾拭きにうってつけなのはやはり、メガネ拭きをはじめ、
液晶クロス、メイク用コットンなど、
柔らかくて目が細かい拭き取り用のグッズです。
それらでこまめに乾拭きをすれば、十分皮脂は奪えるのです。
拭いた布のその後は
皮脂がたっぷり付いたメガネ拭きや液晶クロス、
コットンは捨てられるとして、前者2つはまた使いたいですよね。
そんな時に活躍するのが食器洗いに使う中性洗剤です。
元々お皿についたタンパク質や油汚れを落とすのですから
当然といえば当然かもしれません。
10cm四方のクロスであれば3、4滴ほど垂らして揉み洗いしましょう。
そして水でゆすいで乾かせば、また乾拭き用に使うことが可能です。
最近ではコロナウイルスは日光に弱いという研究も出ているので
天日干しが良いでしょう。
まとめ
スマホからのコロナ感染を防ぐには!
・通話や操作のたびに乾拭きする!
・アルコール系で拭かない!
・使った布は中性洗剤で洗う!
これら3つを徹底すれば、
また一歩大きな感染リスクの低減に繋がるでしょう。
もし、スマホの中も徹底的に洗いたいと興味を持った
そんな時は、修理工場でサッとスムーズに洗ってもらうのも
良いかもしれません。